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2011年10月4日火曜日

レシピNo.48 エンパナーダ



Empanada
エンパナーダ



質問:にんにくと玉ネギをじっくり炒める、とありますが
どれくらいの状態まで炒めるのか、もう少し詳しく教えて下さい。


回答:エンパナーダの具材用の玉葱は、
しんなりとした後表面が軽く色付いてきたくらいで大丈夫です。








温めた油に、ニンニクを入れて香りを油に移す感じで炒め
その後に玉葱を加えます。
今回は、色が見やすいように鍋で調理していますが、
テフロン加工したフライパン等が適していると思います。
全体的に火を当てるよりも鍋中央の火力を上げ、その上を玉葱が通るように
混ぜながら加熱すると、旨味が鍋の縁等にこびりつく事無く調理出来ます。








追記:玉葱の炒め具合は、最終的には「各自の好み」
季節や種類によっても変わってきますが、少量の油で炒め水分を飛ばす事により
シャキシャキとした玉葱がシンナリとしてきて甘味が増してきます。
生地に影響しない程度の水分量であればシャキシャキ感の残った玉葱もまた
癖になる美味しさです。
ペルー在住の最初の頃、日秘会館という所のスペイン語教室からの帰り道
パン屋さんがリアカーで売りにくるエンパナーダを毎日買って食べていました。
カットしたリモンというペルーを代表するカボスのような
柑橘系フルーツをサービスでもらいかじった断面に絞りながら。
鶏か牛か選んで1つ40円程度、繋ぎにパンが入っていたのを思いだしました。。
かさを増す役割もあるのでしょうが、旨味を吸って食感もよく
あまったパンがあったら試してみて下さい。




プエルト・マルドナド マドレ・デ・ディオス ペルー南部熱帯雨林の町にて。
   
オーブンが無い所では、油で揚げるタイプのエンパナーダも。
旅の途中で食べた事がある方も多いのでは?